4年に一度の社会保険調査

4年に一度の社会保険調査
2018年1月25日 roum

今日1月25日は
『中華まんの日』だそうです。

寒い日には食べて温まりたいですね。

4年に一度の社会保険調査

部長:また、調査なんですか?

私 :大変ですね。
   実は、全ての会社に4年に1度
   社会保険の調査があるんです。

部長:え~
4年に1度…

私 :ごめんなさい。
   2013年から、
   そんな方針で調査が行われているんです。

財政の再建のため

厳しい社会保険財政を立て直すため
社会保険の厳格な加入を徹底していく、
という方針が2012年に示されています。

それを受けて、
年金機構は、全ての事業所に
4年に1回調査をすることにしているのです。

あなたは、ご存じでしたか?

調査も厳しくなっています 

■パートがキチンと加入しているか?

■保険料が正しく計算されているか?

  大幅な昇給は、
     きちんと反映されているか?
  賞与は、
   きちんと届出されているか?
 
  算定の届出は正しいか?

■入社日と社会保険の加入日は、
  正しいか?

■未加入の役員はいないか?
  2つの会社の役員だった場合は
        両方手続きしているか?
  非常勤役員に報酬を払っていないか?

社会保険料は、支払額の何番目ですか? 

 

あなたにとって、
社会保険料は、何番目の支払額ですか?

一番大きな支払額は?
役員報酬も含めて
「人件費」ではないですか?

次に大きな支払額は?

社会保険料ですか?
それとも、
消費税ですか?
法人税ですか?

それにしても
社会保険料は、
毎月、大きな額ですよね。

給料から天引きされる一番大きな金額 

 

役員の毎月の報酬、
従業員が受けとる毎月の給料から
天引きされる社会保険料は、
給料から引かれる
最も大きな「支払額」です。

社会保険料は、
給料の約15%をしめる大きな額です。

社会保険料の計算が
たびたび間違っていると…
従業員からの信用が無くなってしまいます。

一方、
お得な選択肢があれば、
提案する必要もあります。

せっかく、
安くない社会保険料を負担しているのですから。

年金、傷病手当金なども
もらい忘れがないように
事務をしないといけません。

常日頃からの… 

社会保険調査では、
私たちの事務が適正に行われているか
チェックされます。

急速な少子高齢化にともない
社会保険、雇用保険などの法律が
毎年、ドンドン改正されています。

社会保険事務が10年前より
格段に複雑になっています。

調査シーズンは、
開業30年の今でも
少し緊張します。

社会保険事務は、
中小企業の福利厚生の土台です。

これからも、
お客様のお役に立つように
頑張りたいと思います。

今後とも、応援して下さい。