傾聴のスイッチ、忘れていませんか?

傾聴のスイッチ、忘れていませんか?
2017年11月10日 roum

冬になると乾燥も気になります。
11月10日は「いい(11)手(ten)」の
語呂合わせで
ハンドクリームの日だそうです。
これからの季節の必需品ですね。

さて今日は、「傾聴」のお話です。

誰でも一緒でしょ?

社長:どんなメリットがあるの?

私 :色々と

社長:今の労務士も
   60歳の賃金の見直しも
   やってくれてるし…
 
私 :それは良かったですね。
   就業規則は?

社長:そりゃ、あるよ。
   ●●も受け入れているし…

私 :そうですね。
   良かったですね。
   じゃ~…

社長:ところで、●●しようと…

私 :実は、こんなポイントが…

社長:エッ、そんなことがあるのか!!

答えを想像して聴くと?

私もそうなんですが、

経営者や総務部長は忙しいデス!

しかも、
勉強熱心な方が多い!

だから、
話の途中で「答え」が解る!

忙しいから、
ツイ思ったことを話してしまう。

または、
いつも、
自分から知っていることを話す!

知りたいことだけを
質問するクセがついています。

あなたは、
どんな感じで聴いていますか?

傾聴のスイッチが入らないとき!

私も、傾聴のスイッチが入ると、

例えば、
自分が営業をしているときや
お客様から相談を受けているとき

しっかり、傾聴できます。

また、大切な部下が
「実は~」など深刻な話に来たときは
傾聴のスイッチが入ります。

しかし、
自社で仕事をしているときに

部下が
「ちょっと良いですか?」と
質問してきたときや

コチラが営業をうけているときは、

傾聴のスイッチが入らず、
自分の「素」がでて、
傾聴できないことがあります。

顔色をみて

そして
「重要な情報」を
聴き逃すことってないですか?

部下や営業マン、取引先の社員は、
やはり~
ちょっと「弱い」立場なんです。

相手が
忙しそうにしてたり、
先制攻撃をすると、
大切なことの一部を
省略しようとしたり、

顔色をみて、
機嫌の良いときに話そうとします。

すると…

タイミングを逃す

大切な情報が
届くのが遅くなったり、

全く、伝わってこなかったり…

私、
傾聴のスイッチの押し忘れで
反省しています。