組織を停滞させる『ボトルネック』は!?

組織を停滞させる『ボトルネック』は!?
2017年9月8日 roum

夜に虫の声が響き、
季節の移り変わりを感じます。

あなたは、
いかがですか?

今日は、
組織の『ボトルネック』についてお話します。

ボトルネックって?

「ボトルネック」とは、
一連の作業で

・能力が低い

または

・容量が小さい

そのため、
全体の生産能力の作業スピードに
制限を加えてしまう部分(制約ポイント)を言います。

つまり、
「ボトルネック」が
全体の能力や成果に影響する問題となる
要因なのです。

ボトルネックとは

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ボトルネックとは、「瓶(びん)の首」です。

「びん」から、お酒を注ぐとき、
お酒が出てくる量は「びん」の
一番細い部分(首)で決まります。

これに例えて、

物事の成果を得るときに、
その最大限度を決める
制約ポイントを差して、
「ボトルネック」と呼びます。

大きなボトル(びん)でも通り道が
狭いネック(首)になっていると、
一定時間当たりの出る液体の量は
少なくなってしまいます。

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 次から次に移り変わるボトルネック
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スーパーマーケットの仕事は
・レジ
・売り場
 (青果・生鮮・日配・精肉、鮮魚・総菜)
・惣菜

など、分業です。

開店前は
レジは「ヒマ」、売り場が「忙しい」。
特に、作るのに時間のかかる「惣菜」は大忙し!

時間帯によって、
各職場、各作業の忙しさが大きく変わります。

つまり、
時間帯によって
ボトルネックが次から次へと変わります。

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多能工化でボトルネックに挑戦
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埼玉県の食品スーパー「ヤオコー」では、
戦力の8割を占めるパート従業員が
自主的に忙しい職場へ移っていくことで、
ボトルネックを解消しています。

ヤオコーでは、
色んな仕事をこなせる様に
多能工に育てています。

面白いのが、
人員配置に定員がないことです。

定員がないから、
従業員は、自主的に
忙しい職場に移って仕事をします。

あなたの会社の
『ボトルネック』は何だと思いますか?