『雇用契約書』と『労働条件通知書』の違いとは?

『雇用契約書』と『労働条件通知書』の違いとは?
2017年10月27日 roum

昨日久しぶりに晴れたと思ったら、
週末はまた天気が崩れるようです。

皆様、
体調を崩されないようにお気を付け下さい。

『雇用契約書』と『労働条件通知書』の違い

ところで
あなたは、
『雇用契約書』と『労働条件通知書』の違いを
ご存じですか?

記入されている内容は、ほぼ同じ!

『雇用契約書』か『労働条件通知書』の
どちらか一方だけを作成すれば、
労働基準法上などはOKです。

しかし、
何が違うのかというと…

●『雇用契約書』には、
  労使双方が署名押印がある

●『労働条件通知書』には、
  会社の押印だけがある

サインが無いから…

『労働条件通知書』には、
従業員の署名又は押印がありません。

なので、労働条件通知書を作って
渡す方が楽です。

しかし、後から
「言った」「言わない」の
争いが起きる心配があります。

将来!
万一トラブルが発生した場合は…

労働条件通知書では、
「通知書なんか、もらっていません」と
否認をされてしまう心配があります。

きちんと、サインをしてもらうと!

社 長:この条件で、働いてもらいます。
    ココに、名前を書いて!
    ミトメをお願いします。

応募者:ハイ

こんな感じで、
雇用契約書を取り交わしましょう。

きちんと、雇用契約書を作っておけば、
言った、言わないの心配がグッと減ります。

万一のトラブルのときも、

「ココにサインして
 押印しているじゃないですか」

と堂々と主張できます。

【来週に続く】